幸せホルモン、愛情ホルモンなど昨今はホルモンが細分化して、それらが人間の精神にどういった影響を与えるかが解明されてきています。
他にも幸せホルモンと呼ばれている成分はありますが、今回は「オキシトシン」についての解説をします。
本記事が「自分には何が必要かな?」「幸せホルモンってこういう正体なんだ!」といった、「セックスレスの解消の一歩」のヒントとなれば幸いです。
セックスレスはありふれた現象であってはいけない
セックスレスについて、「そんなもんだよね」という声をよく聞きますが、実は小さくない問題があると捉えています。
ただの夫婦関係やセックスそのものの問題というよりは、夫婦ひとりひとりの「幸せを感じるこころ」が薄くなっていること自体が問題ではないかと思うのです。
今回ご紹介する「幸せホルモン」について知識を持って、セックスレス解消をどうにかしたい、というセックスレス解消の第一歩に繋がって欲しいと思います。
幸せホルモンの正体は「オキシトシン」
オキシトシン、ドーパミン、セロトニン、エンドルフィン、、、
幸せホルモン、愛情ホルモンと呼ばれている脳内物質はいくつかありますが、それぞれ役割が違います。
- オキシトシン→家族や心を許せる相手、ペットなどとのスキンシップのほか、リラクゼーション施術による肌の触覚刺激によっても分泌される
- セロトニン→情動や攻撃性のコントロール、行動における柔軟性などに影響を与える
- エンドルフィン→高揚や鎮痛、抗ストレス作用を担う
- ドーパミン→脳を覚醒させ、生産性の向上や達成感をもたらすと言われる
参考元 : 「幸せホルモン(幸福物質)4つ」ドーパミン・セロトニン・オキシトシン・βエンドルフィンとは?
セロトニンは抗うつ薬にも入っていることで有名ですが、他の神経伝達物質をコントロールする役割があり、セロトニンが低下するとうつを発症したり自律神経が狂うと言われています。
エンドルフィンは運動や負荷がかかった時に出る物質としても知られており、ランナーズハイと呼ばれるものもエンドルフィンの分泌と言われています。
ドーパミンはいわゆる「やる気」を作ったり、元気にさせる作用がありますが、ドーパミンがありすぎると統合失調症を発症するとも言われています。
中でもオキシトシンは、対人関係の改善の効果があると言われています。
4つの幸せ、愛情ホルモンと言われている物質の中で、唯一、分泌される条件に「他者」が不可欠となるホルモンなのです。
オキシントンの持つ力!
小難しい話はこれくらいにして、オキシトシンってどういうホルモンなの?という解説です。
オキシトシンの効果がこちらです
オキシトシン
もともとオキシトシンは「出産・育児の際に分泌されるホルモン」として知られていました。オキシトシンには、幸福感を与える、社交性を高める、不安や恐怖心を和らげるといった効果も期待されるようです。
■スキンシップによるオキシトシン上昇
見つめ合う、手をつなぐ、抱き合うといったスキンシップ、家族とのだんらんや心を許せる友人との食事や会話などでも、オキシトシンを効果的に分泌させることができるようです。
これらを交えて考えると、人と触れる、セックスでなくとも手を繋ぐ、ハグをする、だけでも分泌されるようですよね。
そうすることによって人間関係が改善する効果がある、つまり、先に話し合って人間関係を改善するのではなく、実際に肌に触れてから、人間関係、夫婦関係を改善できるようになる、と考えると、少し面白いですよね。
人間て知能があるので、うっかり「話し合いで解決したい」と思いがちです。大人ならなおさら。
だけど人が全員多かれ少なかれ持っているオキシトシンを分泌させるだけで、人間関係が改善する効果があるのなら、挑戦してみる価値はありそうです。
実際のオキシトシン分泌効果例
知人にパニック障害の女性がいるのですが、彼女はひどいパニック障害が、実際に触れ合うことで改善したそうです。
それが、恋人に触れること、セックスすること、だったそうで、それまでは人に触れることが苦手だったそうですが、電車でパニック発作が出そうになった時に、彼女は恋人にもたれかかったそうです。
彼女の中では実験だったそうで、「今までと違うことで、避けてきたことをしてみよう」と思ったそうで、そこで咄嗟に「苦手だった、自分から触れること」を実践してみたところ、嘘のように不安が消えたそうです。
その後、彼女は恋人にその経緯を説明すると、恋人も理解してくれたらしく、それから電車に乗る時など、不安になるシチュエーションになった時に彼女から手を触れたりすると、ずっと握っていてくれたり、肩を抱き寄せてくれ、それを重ねているうちに「電車って怖いだけじゃないんだ」と理解していったそうです。
今では遠くまで電車を乗ることができるようになり、あちこちと移動するようになりました。
言葉で話し合う、ではなく、肌で触れ合うことを先にする、の良い例ですよね。
調べてみると、オキシトシンの低下はパニック障害になる可能性が上がるそうで、彼女は本能でそういう行動をとったのかもしれませんね。
この場合、「誰でも良い」ではなく、やはり「この人には心許せるのかもしれない」という予感があった、という部分が大切と思います。
夫婦単位で言えば恋人関係よりも、一時は深い心の繋がりがあったはずなので、彼女のように大きな挑戦をしなくていいとも言えます。
旦那さんに触ってもらえない、触れると嫌がる、そういったセックスレスの女性も、「気づけばセックスレスになっちゃったなあ」と思う女性も、まずは最初の頃の気持ちにかえって、そっと手に触れてみることから始めてみるのはいかがでしょうか?
そうは言っても簡単に触れられない貴女へ
最初の気持ちにかえって、と言われても、逆に積み上げた年数で「そうはいかない」という夫婦も多いのは事実ですよね。
オキシトシンは人と触れ合うことで人間関係が改善する効果がある
ここに「配偶者でなければならない」とは、書いてありません。
セックスレスになったことは夫婦どちらかに100%の過失があるとは言い切れません。
長い時間をかけて出来上がった形が「セックスを省く」だったかもしれませんし「時々痛いんだけど言えない」とか、そもそも「育児と仕事で時間が無い」という理由は日本ではありがちです。
なにもセックスする必要はなく、ただ、手を触れたり隣にくっついて座るとか、ただ会って食事をするとか、意外とそういうもので心が満たされるものだったりもしますよね
それって、オキシトシンの分泌のおかげでもあるんでしょう
「ただでさえ時間が無いのに話し合う時間なんか作れない」という物理的な時間のなさ、
「話し合って言いくるめられたり強く言われたりすると余計に傷つく」という傷つくであろう自分のためなど、
あらゆる余裕が無い時は話し合える時間が簡単に作れないのも事実です。
Anemoneではその「現実」に目を背けることなく、そうでありながら「話し合って欲しい」という相反するポリシーを抱えてもいます。
話し合う気力が無いのは理解できつつも、それでも「話し合って欲しい」というアンビバレンツ。
だけど、行動に移さない限り何も変わることはありません
Anemoneのレビューをいただいた中に多かったのが「真面目な人が多い」というものでした。
我々のポリシーが伝わっているようで、ありがたい現象です。
誰でもいいけど話したい、ではなくて、その瞬間だけでも安心できるような人と関わりたい、と思うことはおかしいことではありません。
ここまで読んで「少しだけ現実を変えたい」と思っていただけたのなら、ぜひ既婚者専用マッチングアプリAnemoneに登録してみてください。
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