- プロフィールの共通点が、相性のよさを感じるきっかけになる
- マッチ後はチャットでフィーリングを確かめることが大切
- 会う前に写真を交換することで、相手の雰囲気を確認できる
マッチングアプリで「フィーリングが合う相手」と出会うには、どのようなポイントを見ればよいのでしょうか。
Anemoneでは研究者との学術的な共同研究(研究代表者:奈良女子大学・岡田玖美子先生)の一環で、
ユーザー様へのオンライン・インタビュー調査を行いました。
ご協力いただいた皆様には改めて御礼を申し上げます。
本コラムは、その分析の途中経過をふまえてユーザー様のご利用状況について、Anemone編集部がわかりやすくまとめたものです。
今回のインタビューからは、
Anemoneユーザーの多くが「フィーリングが合うかどうか」を重要視していることが見えてきました。
では、その「フィーリング」はどのようなところで判断されているのでしょうか?
本コラムでは、『登録からマッチするまで』と『マッチしてから会うまで』の2段階に整理して、
調査から見えてきたポイントをご紹介します。
Anemoneユーザー調査の概要
| 項目 | 調査概要 |
|---|---|
| 調査期間 | 2025年8月〜12月 |
| 調査方法 | オンラインでの半構造化インタビュー |
| 対象者 | Anemoneユーザー(登録者に通知した調査依頼に応募してくださった方) |
| 回答者数 | 33名(男性15名/女性18名) |
| 年齢層 | 30代〜50代中心 |
本記事で紹介する内容は、Anemoneユーザー33名へのインタビュー調査をもとにしています。
マッチングアプリで「フィーリングが合う相手」とは?

冒頭でもお伝えした通り今回の調査からは、多くの利用者が「フィーリングが合うかどうか」を重視して相手を見ていることがわかりました。
ここで言う「フィーリング」とは、単なる第一印象だけではありません。
プロフィールの内容、会話のテンポ、価値観の近さなど、
さまざまな要素から総合的に感じ取られる「相性の感覚」を指しています。
特にAnemoneユーザーの声からは、次のような傾向が見えてきました。
- プロフィールから共通点を探す
- チャットで会話の相性を確かめる
- 相手の生活や距離感を尊重する
つまり、「フィーリングが合う相手」とは、見た目や条件だけではなく、
会話や価値観を通して自然に心地よさを感じられる相手と言えるでしょう。
では、そのフィーリングは具体的にどのようなポイントから判断されているのでしょうか。
次の章では、マッチング前に多くのユーザーが確認している「プロフィール」について見ていきます。
相手を見極めるポイント①プロフィール

マッチングアプリではプロフィールを確認する人が多い
まず、「プロフィール」について、調査の中では33人中29人がしっかりチェックしていることがわかりました。

Anemoneでは、フォーマットに沿ってプロフィールを埋めていきますが、
全部を詳細に書く必要はないものの、「ある程度の欄は埋めていることが真剣度や誠実性につながる」と考えている方が多いようです。
特に、プロフィールから共通点を見つけられると、
相性が良さそうだと感じるという声が多く聞かれました。
また、プロフィールを見る際には、男女によって着眼点にも少し違いがみられました。
女性がプロフィールで見ているポイント
調査では女性側の意見として、お相手の「収入」が1つの着眼点になっていることが、18名中6名の語りからわかりました。

ただし、それは必ずしも高収入そのものに価値があるわけではありませんでした。
複数の方から、収入はあくまで「教養(会話の楽しさ)」や「会いやすさ(女性側の金銭的負担の小ささ)」を示すものとして見ている、という声が聞かれました。
つまり、収入が高いかどうかだけではなく、「会話を楽しめそうか」「相手に配慮できる人か」といった部分が伝わることが重要だと考えられているようです。
収入が特別高くなくても、プロフィールの書き方やコミュニケーションの姿勢によって、魅力を感じてもらえる可能性は十分にあると言えるでしょう。
男性がプロフィールで見ているポイント
一方で、男性側に特徴的な意見としては、お相手の「容姿」に関するものが15名中8名から聞かれました。

ただし、それも単に「美人」や「容姿が整っている」ことが求められているわけではありませんでした。
多くの声に共通していたのは、
「女性として身だしなみに気を遣っているか(清潔さ、スタイルの管理、女性としての魅力)」や、
「マナー(せっかく会うなら素敵な人でいてほしい)」、さらに「自分と合う雰囲気の人か」といった点でした。
せっかく新しい出会いを探すのであれば、日常とは少し違う装いやスタイリングを楽しみながら、自分の魅力に気づいてもらえる相手とマッチできるとよいかもしれません。
相手を見極めるポイント②コミュニケーション

マッチングアプリでは、プロフィールで相手を判断するだけでなく、
マッチした後のコミュニケーションも重要なポイントになります。
気になるお相手とマッチできたら、すぐ「会いましょう!」と言いたくなるかもしれませんが、
調査では「とにかく、まず会話(チャット)でフィーリングを確かめることが大切」というお声が少なくとも30人中20人からありました。

お相手にも日々の生活があるからこそ、チャットでは「相手のペースに合わせて」が鉄則のようです。
連絡の頻度や時間など、双方にとって無理のないペースであることが第一優先という意見が出ました。
マッチングアプリで大切な距離感(バウンダリー)
日常生活での出会いとは違い、アプリでの出会いだからこそ、礼儀も大切になってきます。
いきなり馴れ馴れしく「タメ語」で話したり、お相手の希望も聞かずに「すぐ会いましょう!」と押しすぎたりすると、お相手は「自分のスペースに土足で踏み込まれた」と感じることもあります。
対人関係の理論では、「境界線」(バウンダリー)という概念が重要とされています。
簡単にいうと、人間には心理的・身体的・社会的にそれぞれパーソナルなスペースがあり、
その自分と相手の境界線をともに意識しながら、不快な介入にならないよう
丁寧なコミュニケーションをとることが大切ということです。
マッチしたとしても、お相手は自分とは違う生活・人生を送っている人なんだということを忘れずに、
お互いに丁度良いタイミングや距離感を計ることがコミュニケーションをより心地よいものにしてくれます。
マッチングアプリで会う前に写真を交換する理由
次に、「写真」もフィーリングを確かめる上では1つの判断材料になります。
アプリの出会いでは、対面の出会いと比べると、どうしてもお相手の雰囲気がすぐにはわかりにくい面もあります。
だからといって、「すぐに会えばいいでしょ」という単純なものではないことは、
先ほどの「境界線」のお話からもわかっていただけるはずです。
調査で出た意見をふまえると、「チャットでいい感じ」と感じたお相手に会う前に、
写真の交換をすることで、よりお相手の雰囲気を確かめることができるようです。
この写真ですが、なんとなくスマホの写真フォルダにあった写真や、
家でその場で撮った写真を送ればいいのだろうか?と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
大事なことは、自分がお相手の立場に立ったときに、「この人素敵だな」「この人と会ってみたいな」と思ってもらえるような写真であるか、という点です。
写真も「真剣さ」をアピールする要素の1つとして見られています。
一部のユーザー様からは、「部屋着のような恰好でボサボサの髪型の写真の方も意外といて、驚きました」というお声もありました。
もちろん、モデルや俳優のような写真である必要はありませんが、
やはりお相手に好印象を持ってもらうためには、最低限のマナーは必要でしょう。
その場しのぎで適当に撮られた写真からは、真剣さやその人の魅力は十分に伝わりません。
外出時の少しおしゃれをした写真や、美容院や理髪店で髪型を整えたあとの写真、笑顔で親しみやすい雰囲気の写真など、少しでも「この人と会ってみたいな」と思ってもらえそうな写真を準備しておくとよいのではないでしょうか。
フィーリングが合う相手と出会うためのポイント

「フィーリングが合う」とひとことで言うと単純に思えるかもしれませんが、
実際にユーザーの方に話を聞いてみると、そのフィーリングは小さな工夫や気遣いの積み重ねから判断されていることがわかりました。
アプリでの出会いであっても、人間関係を始める第一歩であることには変わりありません。
丁寧な自己紹介や、お相手に配慮したコミュニケーションを心がけることが、
よいご縁や素敵な出会いにつながるのではないでしょうか。
今回のコラムでは、「フィーリングが合う」と感じる背景の一部をご紹介しました。
次回は、Anemoneの利用に至る背景として調査でよく挙げられた「配偶者とのセックスレス」について取り上げます。
Anemoneの特徴や使い方について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

