好きなタイプって人は皆ありますよね

自分が異性に魅力を感じる傾向

その中でも「性的指向」というものがあり、さまざまな「好きなタイプの名前」がついていたりします。今日はAnemoneのスタッフであるメーテル自身が持つ「サピオセクシャル/サピオロマンティック」について当事者の立場から解説します!
自分の好みのタイプを理解しておくと、そういう人と知り合いやすくなれるので是非、記事を読んで参考にしてください。

また「こういった人がいるんだなあ」という他者理解や多様性に繋がるとも思います。

サピオセクシャル/ロマンティックとは?

サピオセクシャル(Sapiosexual)、知性に性的魅力を感じるセクシャリティを意味します。サピオセクシャルの語源は、「賢明さ」を意味するラテン語の「サピオ」から取られているのが特徴。相手の性別や外見などには囚われず、「知性がある」と感じた人に惹かれるのです。

参考元: 知性に惹かれる”サピオセクシャル”とは?その意味と特徴を分かりやすくご紹介

文中にサピオセクシャル/ロマンティックの割合は全体の1-8%とあります。
多くはない人口ですが、「そういえば自分もそうかも」と思う人は多いと思います。
ですが、知性に魅力を感じるというのは、勉強ができる人や高学歴やエリートのことなのでしょうか?

サピオセクシャル/ロマンティック=勉強できる人?高学歴?

定義を読んでみると「サピオセクシャル/ロマンティックってただの高学歴好きなの?」と思われるかもしれません。
事実、私もよく「高学歴やエリートが好きだよね」と言われます。

結論としては、合ってはいますが、合ってません

「知性」と「知能」というのは完全にイコールでもなければ、完全に別物でもありません。
勉強ができて、いわゆる「エリート」だとしてもそういう人を全て好きになることはありませんが、結果的に付き合う人が高学歴でエリートであることも否めないからです。

知性は知能を兼ね備えながら情緒含む感性を持つ人知能脳みその基礎能力のことと定義しています。

いくら勉強ができて高学歴でエリートだとしても感性を育むことは全く別で、むしろ子供の頃に勉強ばかりしてきた人は感性が育ちづらいです。
それに、東京大学だとしても一年に3100人の入学生がいて、そこにいる男性(ヘテロセクシャル/異性愛者からすると男性)を全員好きなわけではありません。
まさにマッチングアプリで知り合って話していて「素敵だな」と思う人が、結果的に高学歴のエリートだった、という話で、高学歴でエリートだから知り合いたい、という意味では無いからです。
帰納法と演繹法の違いですね。

サピオセクシャルとサピオロマンティックの違いは、

サピオセクシャル=知性に性的魅力を感じる人
サピオロマンティック=知性に恋愛的な魅力を感じる人

という違いを認識していますが、私、メーテルはどちらもあると思われます。

外見は内面(性格/知性)の自己紹介

誰でも少なくともイケメンが好きで、美人が好きなものです

ただ、サピオセクシャル/ロマンティックである私にとって、いわゆる「顔の美醜」だけに魅力を感じることはありません。
その人の脳味噌の中で作られる「美学」によって服装の趣味、手入れ、肌のケア、髭、眉、爪のケアなどが現れると考えています。
ですので顔の美醜で人を好きなることはなく、よって話したことも無い人、たとえばアイドルにリアコ/本気で恋して追いかけるなどはありえません。
それよりも本人の美学の中で生まれる美しさを自己プロデュースしていることの方が一番大切となります。
人にはさまざまな見た目のコンプレックスがありますが、自分の持つ理想の自分のために工夫したり、必要であれば病院に通うなど、そちらの方を重視しています。

また、イケメンである、美人/可愛い女性というだけでモテるの40歳くらいまでとも考えており、その先はポテンシャル(生まれつきの顔の美醜)よりも、それまでの人生経験や培ったもの、乗り越えたものが外見に現れるとも考えています。

たとえば、姿勢や表情に大きく出ます

個人差はありますが私が知性を感じる人で姿勢が悪い人はおらず、立ち姿も美しい人ばかりですし、目を見てしっかりと自分の考えを話し、目に力が入り、表情も生きています。
そういったものは外見だけでは補うことはできず、本人の経験やそれをもがきながらも自分のものにしたというある種の自信、そういった脳味噌の中の知性そこにある美学に基づいたものだと考えるからです。

サピオセクシャル/ロマンティック同士で惹かれ合う

引用した記事の中では自分の知性とはあまり関係ない、と書いてありましたが私はそうは思いません
確かに「賢い男性」「高学歴の男性」「エリートの男性」が好きな女性は多いです

しかし多くの場合は「知性」に魅力を抱いているというよりは属性に結婚相手としても魅力を感じているのが大部分というイメージで、「高望み」という言葉は自分がそれに見合ってないから生まれる現象なのではないかと思うのです。
相手の知性に魅力を感じたとしても、経験上は多くのサピオセクシャルの男性も、相手に相応の知性を求めます。
深い哲学的な話を相手がしてそれを自分が面白いと思ったとしても、それ相応の返事ができる人というのは、やはり知性があり知能もそこそこある人だという体感です。
事実、私が今までお付き合いしてきた人自身もサピオセクシャル/ロマンティックで、その名称を知らずとも説明すると「ああ、それだ」という返事でした。
知性に惚れる人にとっては、やはり同程度の「深さ」「理解力」を求めるものである、という体感です

知性がある人と知り合うのはマッチングアプリ

今まで多くのサピオセクシャル/ロマンティックの人と知り合ってきました

いずれもマッチングアプリで知り合い、今となればプロフィールの文章から「ん?サピオかもしれない」とわかるまでになりました。
生活範囲がとても狭く、なかなか自分が知り合いたい人と生活の中では出会えなかった私にとってはとても助かる存在でした。

マッチングアプリの大きな利点は「普段知り合えない人と知り合える」という部分

もちろんAnemoneでもそういった出会いは期待できますし、それが必ずしも恋愛に繋がらなくてもいいのだと思います

私は今や、何年も仲良くしているサピオセクシャル/ロマンティックの異性の友人も何人かいます。
出会ってみて友達になることもあれば理解者になることも、はたまた恋愛となることもありますし、そういった「お互いに恋愛だけでなく人間としても(私の場合は知性という共通点)深く繋がれる関係」を作ることも可能です。

これを読んで「サピオセクシャル/ロマンティックかもしれない」と思った方もおられるかと思います

このようにこの世にはたくさんの価値観があり、一人一人違いを持っています

そういった部分の理解を深めることは、ひいては多様性のある社会を生むのだと信じて、今回は当事者である私が皆さんのお役に立てれば、と思い、書きました

参考: Anemoneスタッフであるメーテルが出演しているAnemoneYouTube
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