ついつい、パートナーに辛く当たったり機嫌を悪くしてしまったり、パートナーの女友達に対して過剰に反応してしまったり…
女性ならではの【嫉妬】という感情ってありますよね。
男性にももちろん男性ならではの嫉妬がありますが、女性の嫉妬は限度を超えるとパートナーもうんざりしてきてしまって別れに繋がることも。
またカップル間で女性側の「嫉妬」が問題になることも多々あります。
女性自身もこの時は理性的にこう言おうああ言おうとは思っておらず、自分でもモヤモヤしながらぶつけてしまうんです
ではどうしてこの【嫉妬】は起こってしまうのでしょうか？
そのメカニズムの解説と改善方法を記事にしましたのでぜひ参考にしてください！
これを読み終われば「明日からこれを気をつけよう！」と前向きな気持ちになっているはずです。
嫉妬は自己肯定感の欠如から発生する
恋愛における嫉妬は以下の通りです
恋愛における嫉妬とは、恋人や好意を持っている相手が「自分以外に関心を向けている」という状況で湧き上がる不安や怒り、悲しみなどのネガティブな感情のことです。
嫉妬とは？恋愛における嫉妬の意味と嫉妬しない方法を解説|cotree
嫉妬の対象となるのは、他の異性であることが多いですが、友達、家族、仕事、趣味、動物などに向けられる場合もあります。
嫉妬は劣等感が表面化したものとも言えます
自分の他者に対してのあらゆる劣等感が恋愛でも発生し、より近しい関係性であるからゆえに嫉妬という表現になっていきます。
普段は人間関係において、社会の中で理性的に考えられていてもパートナーには出てしまう女性も多く、共通して自己肯定感の著しい欠如が存在します。
そもそも自分で自分を満たしてあげられていたら他人のことは無関心なのが人間です
ですがパートナーの女友達、仕事、趣味関係に対して良い反応ができない女性はパートナーに自分をずっと見ていて欲しい、パートナーに自分を見てもらっていること、相手にしてもっていることで自己肯定感を一時的に埋めているメカニズムと言えます。
つまりこの場合の自己肯定感は一時埋まるのですが、常に「パートナーに永遠に認めてもらわなければ保てない」条件つきの自己肯定感となります。
自分が自分を認められないから、パートナーが自分を見てくれていることで「自分は必要とされている」という仮の自己肯定感を生んでいるのです。
ですがそれはパートナーありきであり、またパートナーが自分以外に興味が向くと嫉妬となります。
パートナーが他に興味が向く＝自分の自己肯定感を埋めてくれる人がいなくなる▶︎嫉妬
こういったメカニズムであることが多いです
自分自身で「どうして嫉妬してしまうのだろう？」と悩んでしまう女性も多いですが、改善方法はあります。
嫉妬は「可愛くない」「好かれない」という認識を持とう
劣等感そのものは持っていても大丈夫
皆が皆、自己肯定感が高いわけではなく、どんな人でも自分に自信がない部分はあるものです
むしろそれが自然な状態であり、自己肯定感が完全に満たされて何も気にしない、という人はほぼいませんし、人間として完成することもありえないので「人は欠落があるもの」なのです。
そう、「人というものは欠落がある」という感覚をまず理解することが必要で、不完全である自分もまた、自分である、と認めなければなりません。
「ここが足らないけど、ここはまあ悪くないな」という感覚が一番重要なのです。
感情的な女性でよく見られるのが「感情的結論をつける」という行為で、これを一番気をつけたいところ。
「ここが足らない」と思うだけではなく「ここが足らないから自分はダメだ」という感情的結論です。
そのまま「ここが足らない」という現状認識だけに留めましょう。
しかし劣等感はそれで良くても、嫉妬は違います
嫉妬はその劣等感を自分で処理できず表現方法を変えて相手にぶつける行為です
例）「本当は土日は彼氏と一緒にいたい」という本音
劣等感▶︎「どうせ彼は私と一緒に過ごしたくないんだ」という自分への攻撃
嫉妬▶︎「どうして土日も働くの！？仕事の効率悪いんじゃないの？」という相手への攻撃
嫉妬の恐ろしいところは本心と表に出る言葉が全く違うものになってしまうことと、それが相手への攻撃となってしまうところです。
例の場面で一番怖いのは、感情的でありながらも相手の大切なものに対しての殺傷能力が高い言葉を投げつけてしまうところ。
多くの男性にとって仕事は大きな比重がありますし、それをよく知らないパートナー/女性に言われてしまうと男性のプライドにも関わってきます。
こうして嫉妬は相手の大切なものまでにも安易に触れてしまうような事態にも発展しやすく、そういう行為の重なりで男性の女性への愛情が減っていく
何を話してもそんな調子だから孤独になる
だから不倫をする
こういうメカニズムも不倫の原因となるのです
この嫉妬、何がいけないかと言うと、単純に可愛くないんです
可愛さ、可愛げ、愛情をも消してしまうのが嫉妬なのです
こんな態度、言葉を日常的に投げつけられて「浮気するな」は同じ女性である筆者からしても正直、男性にとって地獄と思います
必要なのは「素直さ」
やきもち程度の嫉妬は可愛げがまだあるのですが、嫉妬は魅力をも奪ってしまう怖いものです
やはり本心と表に出る言葉の違い、自分の問題を相手の問題にしてしまう他責が強い人は、恋愛だけではなく人間関係、仕事もうまくいかない人が多いです。
先ほどの例からしても自分の寂しさを相手の能力の乏しさと変換してしまう、そういう部分がある限り、他の物事もうまくいきづらい、またそういう人の周りは似た傾向の人が集まるのでいつまでも自己肯定感が上げられません。
更に自分が努力して改善することより、相手の足を引っ張ることでバランスをとるようになります。
こういう人が魅力的だとは思われづらいです
劣等感はあってもいいし、やきもち程度の可愛い嫉妬なら良い
でも相手のプライドを傷つけるような言動行動は、自分のプライドを守りすぎて相手を失くす結果を招くのです
そこで何が必要か？
嫉妬してしまうあなたに何が必要か？
それは素直さです
それのみです
「は？」と思われると思いますので先ほどの例を素直に変換してみます
例）「本当は土日は彼氏と一緒にいたい」という本音
劣等感▶︎「どうせ彼は私と一緒に過ごしたくないんだ」という自分への攻撃
嫉妬▶︎「どうして土日も働くの！？仕事の効率悪いんじゃないの？」という相手への攻撃
素直▶︎「今週も土日が仕事なの？寂しいな」という素直さ
答えって意外とシンプルですよね。
冒頭に書いた「感情的な結論」を今度はシンプルに表現するのです。
この3つで言うと三番目の「素直」の言葉が一番差し障りがないですし、自分の感情やスタンスも伝えています。
「嫉妬」のように妙に変換するのではなく、素直にシンプルにそのままの気持ちを伝えたらいいのです。
相手のプライドを傷つける必要もありません。
最適解：相手を思いやりながら、自分の気持ちも素直に伝える
自分を満たしながら相手も満たして、相手も自分を満たしながらあなたを満たす
こういう関係がベストですが、いつもずっとそうとはいきませんよね。
どんなカップルもどうでもいいことで喧嘩しますし、どんなに大人な人でも「そんなことで嫉妬するんだ」と思ったりするもの。
ですが他の部分が圧倒的に魅力的だったり自分のことを思い遣って行動してくれていることを理解できていると、「その嫉妬（やきもち）は可愛いものだなあ」と思うようになります。
自分を満たすことは大切ですが、あなたが相手を満たすことも大切で、そこには素直さが大きな鍵として存在します
先ほどの例も「素直」も最適解ではなく、素直に気持ちを伝えながら、相手を思いやれる言葉がベストなのだろうと思います。
例）「本当は土日は彼氏と一緒にいたい」という本音
劣等感▶︎「どうせ彼は私と一緒に過ごしたくないんだ」という自分への攻撃
嫉妬▶︎「どうして土日も働くの！？仕事の効率悪いんじゃないの？」という相手への攻撃
素直▶︎「今週も土日が仕事なの？寂しいな」という素直さ
最適解▶︎「今週も土日が仕事なの？寂しいな…。じゃああなたが落ち着いたら今度⚪︎⚪︎に一緒に行こうね！約束だよ！頑張ってね！」という自分の気持ちは伝えつつも相手を思いやる言葉使い
言葉って意外と重要で、ひとこと添えるだけで相手に伝わるイメージが大きく変わりますし、そういう意味で言うとあえて言葉を足したり引いたりすることで相手に伝えたいイメージをある程度作ることも可能なのです。
必要なのは素直さ
妙なプライドに負けず、自分の欠落をそのまま認める
自己肯定感の欠落は一朝一夕で変わるものではありません。
今日まであなたの中で強固になったそれは、回復までに時間がかかるものです。
だから、人間は完璧ではなく元々欠けているものだと思うことが大切で、その先には相手への許容や受容が生まれ、愛し愛される関係へと発展していくのです。
誰一人完璧な人はおらず、だからこそお互い自分の欠落を認めて許し合う
嫉妬を解消する一歩は、この感覚を認識することから始まるでしょう
カッとなってパートナーに言葉を吐いている時、この「誰一人完璧な人はおらず、だからこそお互い自分の欠落を認めて許し合う」という言葉を思い出してください。
そして「言葉の積み重ねで浮気や不倫を招き、もしそうなったら自分に原因があるんだ」ということも忘れないようにすると、「まあ仕方ないなあ」と徐々に思えてきます。
自分の劣等感や自己肯定感の欠落に振り回されない人生は、やはり良い人生で、そういう人は良い恋愛、人間関係、仕事をしています
嫉妬でお悩みの方はまず、素直に自分の感情を認めてみましょう
最初は慣れなくても、その先には必ず今より良い世界が待っているのでまずは一歩、踏み出してみてください！
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