- オープンマリッジとは夫婦合意で婚外恋愛を許容する関係。不倫と違い「隠さない」「ルールがある」ことが前提
- 対話→ルール決め→契約書作成の3ステップで始める。人数制限、外泊頻度、報告義務などを明確化
- 離婚せず自由を得られる反面、嫉妬や感情トラブルのリスクあり。感情を言語化できる夫婦に向いている
結婚生活に悩みや不満を感じながらも、離婚までは考えられない…
そんな夫婦が増えている中で「オープンマリッジ」という選択肢が注目されています。
オープンマリッジとは、夫婦の合意のもとで婚外恋愛を認め合う関係のことです。
不倫とは異なり、隠さず、ルールを設けて進める点が特徴です。
この記事では、オープンマリッジの基本的な意味から、日本における現状、具体的な始め方、メリット・デメリット、実際の体験談まで詳しく解説します。
自分たち夫婦に合った関係性を考えるきっかけとして、ぜひ最後までご覧ください。
オープンマリッジとは?意味と基本的な考え方

まずはオープンマリッジの概念を理解し、あなたに合う考え方なのかどうかを判断しましょう。
オープンマリッジの定義
オープンマリッジとは直訳すると「開かれた結婚」です。
つまり夫婦合意のもとで、婚外恋愛や性的な関係を許容し合う結婚スタイルを意味します。
この概念は、社会学者であるネナ・オニールとジョージ・オニール夫妻によって発売された書籍「オープン・マリッジ」で提唱され、アメリカでは社会的なムーブメントを巻き起こしました。
その書籍におけるオープンマリッジの概念を簡単にまとめると、以下のとおりです。
- 必ず夫婦の合意のもと、パートナー以外とのデートや関係をもつ
- パートナー以外との恋愛や肉体関係を相互に承認し合う
- 社会的・性的に自律・独立できる関係性である
- 誰と会うか、何をするかなどは夫婦で事前に合意した範囲で報告し合う
つまりオープンマリッジは、夫婦の合意とルールを前提に、お互いの自由を尊重し合う結婚のかたちといえます。
オープンマリッジと不倫・浮気の違い
一見不倫のように感じてしまう方も多いと思いますが、不倫との違いは「隠さないこと」「どちらのパートナーにも責任をもつ姿勢があること」です。
不倫や浮気は配偶者に隠れて行われ、発覚すれば信頼関係が崩壊します。
一方、オープンマリッジは夫婦の合意とルールが前提です。
事前に話し合い、お互いが納得した範囲で婚外パートナーとの関係を築きます。
これにより従来の束縛的な関係から解放されると共に、配偶者の大事さを実感できるようになり、夫婦の関係性が以前よりもよくなったという人もいるほどです。

編集部
ちょっとわかりにくいオープンマリッジの概念。
理解に役立つのが映画、ドラマです。
「5時から7時の恋人カンケイ」という米仏合作の映画などでも、オープンマリッジのような関係が登場していますよ。
「卒婚」「セカンドパートナー」「ポリアモリー」との違い
近年では結婚の考え方も徐々に変化しており、セカンドパートナーや卒婚、ポリアモリーなどの言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
それぞれどんな考え方なのか、オープンマリッジと何が違うのかにも触れておきます。
| 概念 | 恋愛要素 | 性的関係 | 同居 | 合意の 有無 |
|---|---|---|---|---|
| オープン マリッジ |
あり | あり(合意) | 基本あり | 必須 |
| 卒婚 | 基本なし | なし | 同居・別居両方 | 必須 |
| セカンド パートナー |
あり (心のつながり) |
任意 | 継続 | 暗黙〜合意 | ポリアモリー | 複数恋愛 | あり | 自由 | 必須 |
まずオープンマリッジは結婚の形を保ちつつ、配偶者との合意のうえで自由に恋愛や性的関係を楽しむことをいいます。
一方で卒婚とは夫婦関係を維持しつつも、互いへの干渉をなくしてお互いが自由な人生を歩むという、より広い意味での結婚に対しての概念です。
セカンドパートナーとは、配偶者以外と心のつながりを重視した関係を結ぶことです。
恋愛や肉体的なつながりはさほど重視されておらず、配偶者以外に心のより所になってくれる人との関係を意味します。
最後のポリアモリーとは複数恋愛のことで、配偶者との合意のもとで、複数の異性との恋愛を楽しみます。
こうして見てみると「卒婚」「セカンドパートナー」「ポリアモリー」など、結婚を続けながら自分らしさを大切にするスタイルは多様化してることがわかるでしょう。
そのなかでも、オープンマリッジは恋愛や性の自由に焦点をあてた関係性で、配偶者との対話と信頼が土台になります。
大切なのは「何が正しいか」ではなく「ふたりがどうありたいか」。
従来の枠に縛られず、自分たちらしい結婚のかたちを話し合い選んでいくことが、これからの時代に求められるパートナーシップのかたちになりつつあるといえるでしょう。
セカンドパートナーについて、より詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
日本におけるオープンマリッジの現状

オープンマリッジという言葉を聞いたことがあっても、実際に日本でどれくらい実践されているのか、疑問に思う方もいるでしょう。
ここでは日本における現状を整理します。
オープンマリッジは日本ではまだ少数派
日本においてオープンマリッジはまだまだ少数派であるのが現状です。
既婚者マッチングアプリの登場、SNSでの情報発信により関心を持つ人が増え、特に都市部に住む人、30代以上の男女にはこの考え方が徐々に知られてきているといえるでしょう。
しかし、実際にオープンマリッジを公言し、実践している夫婦はごく一部に限られます。
そのため周囲の理解が得られなかったり、偏見に合うこともあります。
だからこそ、パートナーと2人でよく話し合って「自分たちがどんな夫婦であるか」を言語化する努力を怠らないようにしなければなりません。
オープンマリッジがなぜ注目され始めているのか
それでも近年、オープンマリッジという選択肢が注目され始めている背景には、結婚生活への悩みを抱える人が増えていることがあります。
事実、Anemoneユーザー143名(男性114名、女性29名)へのアンケートでも、以下のような結婚生活での悩みが明らかになっています。


男性ではセックスレスに悩む人が半分程度にのぼり、女性は会話がないこと、精神的な距離が原因で悩んでいる人が多く見られます。
このように夫婦に悩み、不満はつきものですが「離婚するほどか」と問われると、迷う人も多いようです。
離婚にはさまざまな法的な手続きを伴うだけでなく、子供のことや世間体も関わってきます。
そもそも「離婚するほど相手を嫌い」とまで言い切れる人は、そう多くありません。
オープンマリッジはこのような人にとって、離婚以外に自由を得られる選択肢として注目されているのです。
海外との違い
オープンマリッジの概念が生まれたアメリカでは、1970年代に社会的なムーブメントとして広がりました。
欧米では個人主義が根付いており、結婚観も多様化しています。
一方、日本では「家」や「世間体」を重視する文化が根強く、オープンマリッジのような非伝統的な関係性は受け入れられにくい土壌があるようです。
また、海外では同性婚やパートナーシップ制度の整備が進んでおり、多様な関係性が法的にも認められつつあります。
日本ではそうした制度面での整備も遅れており、オープンマリッジを含む新しい夫婦のかたちが社会に浸透するには、まだ時間がかかるでしょう。
ただし、都市部を中心に価値観は徐々に変化しており、自分たちらしい関係性を模索する夫婦は確実に増えています。
オープンマリッジの始め方【契約書テンプレート付き】

オープンマリッジで重要なのは、2人だけのルールを決めることです。
夫婦のどちらかが我慢して成り立つのは、オープンマリッジの概念から大きく外れます。
具体的に何を話し合い、ルール化すべきかを説明します。
ステップ1:パートナーと話し合う
オープンマリッジを始める最初のステップは、パートナーとの正直な対話です。
話し合いの際には、自分の気持ちを正直に話すのが重要です。
以下のようなポイントを意識しましょう。
- なぜオープンマリッジを考えているのか
- 今の結婚生活で何に悩んでいるのか
- オープンマリッジで何を求めているのか
- お互いの不安や懸念は何か
- どこまでなら受け入れられるのか
一方的に提案するのではなく、相手の気持ちや考えにも耳を傾けることが大切です。
すぐに結論を出す必要はありません。
時間をかけて、お互いが納得できるまで話し合いましょう。
ステップ2:ルールを決める
オープンマリッジを始める前には、最低限以下のような内容を決めておく必要があります。
- 婚外関係の人数制限
- 外泊の可否、頻度
- 性病検査の頻度
- 避妊の有無
- 気持ちの共有・報告義務
- お互いへの紹介の要否
- 子供に打ち明けるかどうか
オープンマリッジが2人にとって最適な選択肢となるよう、細かな部分まで話し合って、気持ちよく過ごせるルールを決めましょう。
ステップ3:合意内容を書面にまとめる【契約書テンプレート付き】
オープンマリッジのルールは単なる口約束とせず、簡単なメモ書きや契約書に残しておくと認識の相違やトラブルを減らせます。
もちろん一度作ったら変更できないという形式ばったものではなく、関係を進めていく中で合意できない部分は話し合い、柔軟に変更を加えていくという姿勢が重要です。
例として、取り決めておくべき項目とメモの内容を紹介します。
- 関係人数:2名まで
- 外泊は月2回まで/事前に申告
- 避妊を必須とし、性病検査は3ヶ月に1回
- 婚外パートナーへの恋愛感情が芽生えた場合は報告
- SNSや家族への公表は禁止
また、よりしっかりとした内容にしたいなら以下のように契約書を結ぶのもおすすめです。
| オープンマリッジ契約書 ※この契約書は、夫婦・パートナー間における信頼関係の維持と、円滑なコミュニケーションを目的とした覚書です。 法的拘束力を有するものではなく、あくまで相互理解と合意の意思を尊重するためのものとします。 【契約の目的】 この契約は、以下の目的に基づいて締結されます。 ・お互いの自由と尊厳を尊重しながら、オープンマリッジを円滑に運用すること ・健康と安全に配慮した婚外関係を築くこと ・不安・誤解・嫉妬などの感情的リスクを最小限に抑えること ・家庭生活との調和を大切にしながら個人の満足度を高めること ・信頼関係の継続を目的としたルール設定と情報共有を行うこと ①関係人数の上限 当事者は、それぞれ最大2名までの婚外パートナーを持つことができる。 ②外泊に関するルール 外泊は、月2回までとする。 外泊の予定がある場合は、24時間以上前に事前申告を行うこと。 ③健康・避妊に関する同意 性的接触を伴う関係を持つ場合は、避妊を必須とする。 また、性感染症検査を3ヶ月に1回以上受診し、結果を共有すること。 ④恋愛感情に関する報告義務 婚外パートナーに対して明確な恋愛感情が芽生えたと自覚した場合、速やかに相手へ報告する。 そのうえで、関係の見直しや新たなルール設定について話し合いの場を設けること。 ⑤公表およびSNS利用の禁止 オープンマリッジに関する内容は、家族・友人・職場などの第三者に一切口外しない。 また、SNS上での投稿・匂わせ・写真公開も禁止とする。 ⑥条項の見直しと柔軟な調整状況や心情の変化があった場合は、速やかに双方で協議し、 条項の変更・一時停止・終了を合意の上で行うものとする。 一方的な破棄や黙認はトラブルの原因となるため、誠実なコミュニケーションを前提とする。 契約当事者 氏名(パートナーA):______________ 署名日:__年__月__日 氏名(パートナーB):______________ 署名日:__年__月__日 |
こちらからファイルのダウンロードも可能です。
オープンマリッジを始める際の注意点
オープンマリッジを実際に始める際には、感情面と現実面の両方で注意すべきポイントがあります。
- 嫉妬心は自然な感情であることを理解する
- パートナーが外の相手に本気になる可能性も考慮する
- 自分の感情を抑え込まず、正直に共有する
- 予想外の感情の揺れが起きたら、すぐに話し合う
- 子どもへの影響を慎重に考える
- 周囲にどこまで伝えるかを事前に決めておく
- 性病検査や避妊などの健康管理を徹底する
- 婚外パートナーとの関係がこじれた場合の対処法も考えておく
トラブルが起きたら修正して、2人に最適なルールを決めていく必要があることを理解しておきましょう。
柔軟に対応しながら、お互いが心地よく過ごせる関係を築いていくことが大切です。
オープンマリッジのメリット・デメリット

オープンマリッジを検討する際には、メリットだけでなくデメリットやリスクも冷静に理解しておく必要があります。
ここでは両面を整理し、どんな夫婦に向いているのかを解説します。
オープンマリッジのメリット
オープンマリッジには、以下のような精神的メリットがあります。
離婚せずに自由を得られる
結婚生活に悩みや不満を抱えながらも、離婚という選択肢には踏み切れない夫婦にとって、オープンマリッジは離婚以外に自由を得られる選択肢といえます。
お互いに『男女』でいられる
オープンマリッジの実践により、お互いに男女としての意識を保てます。
夫婦関係が長くなると男女というよりも、だんだん家族としての意識が強くなり、その結果互いへのときめきを忘れてしまい、夫婦仲が冷め切ってしまうという声はよく聞きます。
その点オープンマリッジなら、双方の合意のうえで婚外で恋愛を楽しめ、家庭に縛られずに男女としての意識を忘れずにいられるのがメリットです。
結婚生活を維持しながら、男女としてのときめきを忘れずにいれば人生の活力を得られるということです。
また、他の人との交際によってパートナーの良いところを再確認できるなど、夫婦関係が良くなるきっかけになるというメリットもあります。

編集部
デートの準備をしている配偶者の姿を見て、いつもと違った顔にときめきを覚えるようなこともありますよ。
オープンマリッジのデメリット・リスク
一方で、オープンマリッジには以下のようなデメリットやリスクも存在します。
感情面でのトラブルが起きやすい
自由に恋愛を楽しめる分だけ、感情面でのトラブルが起きやすいことも理解しておくべきです。
よくあるトラブルの事例としては、以下のようなものがあります。
- パートナーが外の相手に本気になってしまった
- 嫉妬してしまい、辛くなった
- 家族や知人に知られてしまい、理解を得られないことに苦しんだ
このようなトラブルはオープンマリッジには起こりがちです。
社会的な理解が得られにくい
日本ではまだまだ少数派であるため、周囲の理解が得られず、偏見にあうこともあります。
家族や友人に打ち明けた場合、批判や非難を受ける可能性もあります。
そのため、誰にどこまで伝えるかは慎重に判断する必要があるでしょう。
子どもへの影響がある
子どもが夫婦関係を知ったときにどう感じるか、そもそも知らせるべきなのかについても、慎重に検討すべきです。
小さな子どもの場合は、あえて説明をせず、家庭内の安心感を優先することも選択肢のひとつです。
一方で、ある程度成長した子どもに対しては「いろんなパートナーシップがある」という考え方を、あくまで1つの価値観として丁寧に伝える選択肢もあります。
子どもの混乱を避けたいという気持ちと、家族としての信頼を守りたいという気持ち、どちらも大切にしながら、最適なかたちを模索する必要があります。
オープンマリッジが向いている夫婦・向いていない夫婦
オープンマリッジを始める前に、自分に向いている考え方かどうかの判断は重要です。
| 向いている人の特徴 | 向いていない人の傾向 |
|---|---|
| 相手を尊重できる | 自己肯定感が低く、依存しやすい |
| 感情を整理して言葉にできる | コミュニケーションが苦手 |
| 嫉妬心を自覚しコントロールできる | 「恋愛=独占」という価値観が強い |
| 常識にとらわれない柔軟な思考がある | 世間体や周囲の評価を過剰に気にしやすい |
基本的にオープンマリッジに向いているのは、自分やパートナーの気持ちに敏感な人です。
ただし、「敏感である」ことは「感情に流される」という意味ではありません。
感情を冷静に見つめ、言葉にして相手と共有する力、そして、違う価値観にも一歩踏み込んで理解しようとする姿勢が重要です。
こうした要素があることで、オープンマリッジは夫婦の関係の幅を広げる選択肢になります。
一方で自己肯定感が低く、恋愛やつながりに依存しがちな人にとっては、感情の揺れが大きくなりやすい傾向があります。
また、過剰に世間体や周囲の評価を気にする人にとっても、自分たちが選んだオープンマリッジが世間に認められないジレンマにより、苦しむことになるかもしれません。
すべての夫婦に合うわけではないため、冷静に自分たちの性格や価値観を見つめ直すことが大切です。
オープンマリッジの体験談・リアルな声

オープンマリッジをはじめとした結婚の多様性は認知され始めてはいますが、まだまだ身近に感じられない人も多いでしょう。
そんな方のために、オープンマリッジ実践者の体験談を紹介します。
オープンマリッジのうまくいったケース
ここから紹介するのは、編集部の知り合いでオープンマリッジを実践するFさん(男性)の体験談です。

(40代男性)
夫婦合意のうえでオープンマリッジを実践しています。
実践前は会話もなく、家庭内別居のような状態になっていました。離婚も考えましたが、子供がまだ小学生だったこともあり、オープンマリッジを選択。
お互いにパートナーを1人持つことを許容することにしており、その相手のプロフィールは共有しています。
デートの予定なども共有しているので、お互いに相手がいつパートナーと会っているかは知っている状態です。

編集部
オープンマリッジを実践していく中で、ぶつかった経験などはありますか?

(40代男性)
最初のうちは取り決めがうまくいかず、嫉妬したりぶつかったこともありましたが、その度にルールを見直して、今は最善の形に持っていけたと思っています。

編集部
ありがとうございます。
実践前と後で、ご夫婦の関係に変化などはあったんでしょうか?

(40代男性)
私が感じている変化は、妻に対して改めて恋愛感情を持てるようになったこと。
出産以降女性よりも母親という感じを強く受けていましたが、デート前に化粧をし、美しく着飾る妻を見ると胸がときめきます。
お相手とのデート中は嫉妬してソワソワしたりもし、それが良いスパイスになっているような気がしますね。
妻も同じように感じるようで、2人で過ごす時間には会話もスキンシップも増えました。
Fさんご夫婦はオープンマリッジの実践により、お互いへのときめきを感じるなど、夫婦仲でも良い変化を感じているようです。
オープンマリッジの難しさを感じたケース・トラブル事例
もちろんオープンマリッジには、成功事例だけでなく思うようにいかないケースもあります。
自由に恋愛を楽しめる分だけ、感情面でのトラブルが起きやすいことも理解しておくべきです。
- パートナーが外の相手に本気になってしまった
- 嫉妬してしまい、辛くなった
- 家族や知人に知られてしまい、理解を得られないことに苦しんだ
このようなトラブルはオープンマリッジには起こりがちなものです。
事前にパートナーとよく話し合い、トラブルが起きたら修正して2人に最適なルールを決めていく必要があることを理解しておきましょう。
- 思っていたより嫉妬心が強く、相手の外出が辛くなった
- パートナーが婚外の相手に本気になり、関係を元に戻せなくなった
- 子どもに知られる不安が大きくなり、続けられなくなった
実際にオープンマリッジを始めたものの、途中でやめたという声もあります。
オープンマリッジは柔軟に見直しができる関係性です。
無理に続ける必要はなく、辛くなったら一時停止や終了を選択することも大切な判断です。
体験談を見て「自分たちにはどういう形が合うのか」と考え始めた方もいるかもしれません。
オープンマリッジだけでなく、安心して新しい関係性を考えられる環境を知ることも、選択肢のひとつです。
既婚者向けマッチングアプリ「Anemone」では、同じ立場の人同士が静かにつながれる場が用意されています。
オープンマリッジ以外の選択肢もある

オープンマリッジは夫婦関係の選択肢のひとつですが、すべての夫婦に合うわけではありません。
他にもさまざまな関係性のかたちがあることを知っておきましょう。
ここまでオープンマリッジについて詳しく解説してきましたが、この関係性がすべての夫婦に合うわけではありません。
向き不向きがあることは、すでにメリット・デメリットの章でも触れたとおりです。
無理にオープンマリッジを選択する必要はなく、自分たちの性格や価値観、今の夫婦関係の状態を冷静に見つめて判断することが大切です。
結婚生活に悩みを抱えている夫婦にとって、オープンマリッジは選択肢のひとつに過ぎません。
卒婚、セカンドパートナー、ポリアモリーなど、夫婦のかたちは多様化しています。
また、日本における婚外恋愛の考え方や、社会的な背景についてより深く知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
大切なのは、「何が正しいか」ではなく「ふたりがどうありたいか」。
自分たちらしい関係性を話し合い、選んでいくことが重要です。
まとめ:自分たちらしい関係性を選ぶために
ここまで、オープンマリッジの意味や始め方、メリット・デメリット、実際の体験談まで詳しく解説してきました。
- 夫婦の合意のもとで婚外恋愛や性的関係を許容し合う結婚スタイル
- 不倫とは異なり、「隠さないこと」「ルールを設けること」が前提
- 配偶者との対話と信頼が土台になる関係性
オープンマリッジは、夫婦という枠組みの中で、他者との関係を認め合うパートナーシップの形です。
身体だけでなく、心の自由や個人の意思の尊重を重視するもので、浮気や不倫とは異なり、合意と信頼に基づいた関係性です。
- まずはパートナーと正直に対話することから始める
- 婚外関係の人数、外泊の頻度、報告義務など、具体的なルールを決める
- 合意内容は書面にまとめ、柔軟に見直していく
最初のステップは「パートナーと対話すること」です。
期待や不安を率直に共有し、どうありたいかを一緒に言語化しましょう。
合意形成の手段として「契約書テンプレート」を活用するのもおすすめです。
また、向いている人・向いていない人の特徴を事前に理解しておくと、関係の土台が安定しやすくなります。
感情を整理して言葉にできる、嫉妬心をコントロールできる夫婦に向いている一方で、依存しやすい、世間体を過剰に気にする傾向がある場合は慎重な判断が必要です。
すべての夫婦に合うわけではないことを理解しておきましょう。
オープンマリッジは、結婚生活に悩みを抱える夫婦にとって、離婚以外の選択肢を提供するものです。
ただし、日本ではまだ少数派であり、都市部や30代以上の夫婦を中心に浸透しつつあるものの、社会的な理解が得られにくいことや、感情面でのトラブルが起きやすいことも事実です。
重要なのは、「何が正しいか」ではなく「ふたりがどうありたいか」。
従来の枠に縛られず、自分たちらしい結婚のかたちを話し合い、選んでいくことが、これからの時代に求められるパートナーシップのかたちです。
この記事で紹介したオープンマリッジの考え方が、結婚生活に悩むあなたの解決策のひとつになれば幸いです。
安心して出会えるセカンドパートナーの探し方やあなたに合う既婚者マッチングアプリについても、ぜひ参考にしてください。

