恋愛、婚外恋愛、不倫、浮気、、、

いつの時代も人は恋愛で悩んでいます。
現在、婚姻生活を続ける中においても夫婦の中でさえその苦悩がある、そういうことが表面化してきました。
実はいつの時代にも夫婦という関係でさえ、愛情に起因する苦悩を多くの人々が抱えているということがわかってきました。

それ自体はとても良いことで、既婚者マッチングアプリを提供しているAnemoneも大きな課題として取り組んでおります。
しかし既婚者マッチングアプリという存在がある種の波紋や誤解を生むことは事実であり、そこに不倫や浮気が存在することも事実。
清濁合わせ呑むような存在である既婚者マッチングアプリは今もなお、使う人によって不幸にも幸せにもなるアプリでもあります。

不倫はいけないこと、婚外恋愛は気持ち悪い

そんな世間の意見をAnemoneは把握していますし、実際に使用している方々のお話を聞いて日々、課題に取り組んでいますが、実際に使用しそこからどんなことを学んだか、といことをお伝えすることはとても大切なことと判断し、こういった体験談をお聞きすることにしました。

当コラムに正解も結論もありません

多くの人が苦手な「読んでいるあなたに答えはお任せします」という結論です。
重要なのはこのコラムの中身ではなく、読んだ方がどう思われるのか、ということ。
物事に100%のOKもNGもなく、その微妙な塩梅や矛盾を受け入れる、その感覚が人間としての器、成熟度なのではないかと思います。

既婚者マチアプを利用していたマサコさんが感じた「違和感」

半数の夫婦がセックスレスである、という問題をAnemoneコラムでもよく取り上げてきましたが、今回のマサコさん(44歳)も、その一人です。
ですが、既婚者マチアプを使う中で感じてきたある種の「違和感」にも気づいたようです。

Anemone編集室

元々はセックスレスが原因で既婚者マッチングアプリを始めたのですよね?

マサコさん

はい、出産してからすぐにセックスレスで、でも私が断っていた部分もありました。
主人に対して出産前後で腹が立ったことがあって、それから。
ですが今思い返すと主人も拒否していた部分もあってどちらからともなく、という感じでもありました。

Anemone編集室

既婚者マッチングアプリでセックスレスは解消されましたか?

マサコさん

はい、解消しましたし、そこで知り合った方と付き合うようになって、日々の仕事や家庭についてのストレスもかなり減りました。
ですが、なんとなく違和感もあって。

Anemone編集室

どういった違和感でしょうか?

マサコさん

お相手も既婚者でお互いに利害が合った関係だったので仲も良かったですし、お互いの生活を邪魔することもなかったのでそれは良かったのですが、どこか「現実逃避」なのではないか、という部分ですね。

Anemone編集室

「現実逃避」の部分を詳しくお聞きしてよろしいですか?

マサコさん

都合が良い関係を求めてはいましたが、所詮はまやかしなのではないか、という、夢から覚めた感覚というか。

日常になってしまった

セックスレスを解消するために既婚者マッチングアプリに登録し、相手も見つかりうまくいっていたはずなのに、マサコさんを襲った「違和感」。

それを彼女は「彼がいることが日常になってしまって、結局主人の時と似たような感覚になってしまった」と話しました。

家庭、家族といった現実・日常
婚外恋愛、セカンドパートナーといった非現実・非日常の世界

常々、Anemoneでは後者の非現実・非日常を感じて、一番大切である家庭、家族に還元する、そのような価値観のお話をしてきました。
非現実・非日常である存在があるからこそ現実を頑張れるはず、という仮定でしたが、マサコさんにとってはそれすらも日常になってしまった。

それでは家庭や家族と同じになってしまいます
それでいて、家族を裏切っているという罪悪感まで生まれてきてしまった

マサコさんの苦悩の中、マサコさんを大きく変える出来事が起こります。

マサコさんの親御さんの病気が発覚し、「現実」の大切さがわかった

マサコさんの父親が癌を患ったと判明し、一人っ子だったマサコさんは東奔西走することになりました

その中で旦那さんへの気持ちが変わったそうです

マサコさん

私の父親が倒れて癌がわかってから、主人がとても協力的だったんです。
無愛想ではありますが、その時はやはり主人が頼もしかったですし、婚外恋愛の彼はそうは言っても私の父親を知らないわけで、家庭での私も知らない。
逆に言えば私も彼にとってそういう存在なんだ、とわかってしまったんです。

Anemone編集室

それで完全に覚めてしまった、と?

マサコさん

そうですね。
結局自分がしていたことって現実逃避で、結局私を助けてくれるのは主人で、ということがわかってしまって。
それがきっかけで既婚者マッチングアプリもやめました。

「皆が求めるハッピーエンド」と「自分が求めるハッピーエンド」

結局は自分が幸せである、ということが最も大切で、その選択がマサコさんにとって既婚者マッチングアプリをやめる、ということであればとても良いことと思いました。
それに世間的には歓迎されるような「心を入れ替えたんだね」と褒められるような結末です。

ですが、最も重要なのは「自分自身が求めるハッピーエンドであるかどうか」であって、そこに他者が介入する余地は無いのです。
マサコさんは既婚者マッチングアプリをやめたあと、広がってしまった旦那さんとの関係を埋めるようにし、夫婦仲はある程度戻ってはきました。

マサコさん

結局、私はまた婚外恋愛をしたんです。
それも、既婚者マッチングアプリではなくて、仕事で知り合った他の会社の方と、でした。

Anemone編集室

その心境はどんなものだったんですか?

マサコさん

複雑でした。
世間的には不倫はいけないし婚外恋愛も良くない、気持ち悪いもので、私も自分がそうなるまでは同じように思っていました。
だから私が主人の元に戻ったことは自分でも罪悪感が減りましたし、これで良かったと思っていました。

Anemone編集室

世間と自分、自分と自分の中でも葛藤があったということですか?

マサコさん

そうです。矛盾した気持ちですし、正解=婚外恋愛はしてはいけないこと、とわかっているのに、不正解=婚外恋愛を求めてしまう。
それも既婚者マッチングアプリも使っていない。
これは既婚者マッチングアプリが問題なのではなく、問題は私自身なんだ、とわかったんです。

理想と現実を眺めた果てに、自分が出した答え

理想=夫婦で添い遂げる、と現実=婚外恋愛を求めてしまう

まさに多くの人が抱えるこの矛盾に、マサコさんは自分で迫ったそうです。
その中で自分自身に生まれ育ちの中で少しながらの問題を抱えていることに気づき、それも踏まえてマサコさん自身がいつも退屈に似たような、愛情を注がれても受け取れない感覚があることがわかってきたそうです。

現在、マサコさんは再び既婚者マッチングアプリに戻り、新たなお相手と婚外恋愛をしているそうです。
しかし今は、そこにも問題が潜んでいることをご自身でも理解されています。

Anemone編集室

今現在も割り切れた気持ちは持てないのでしょうか?

マサコさん

持てないです。
私が求める理想=夫婦で添い遂げる、に私はなれていませんし、世間の正解=夫婦で添い遂げる、というものにも応えられていません。

Anemone編集室

それでは毎日がとても辛いのではないでしょうか?

マサコさん

それが、昔ほどではないんです。
だって、「それが私なんだ」と今はわかっているので。

Anemone編集室

問題は変わらないけれど、自分のことがわかると安心しますか?

マサコさん

はい。
おそらく今の彼とも長くは続きませんし、ずっと理想や正解に応えられない罪悪感は抱き続けると思います。
だけどそれは私が感じているだけではなくて、婚外恋愛をしている人に聞いても似たようなことを言っていたので、多くの婚外恋愛の方が抱えている部分ではないかと思います。

Anemone編集室

つまり、理想や正解の自分ではないということを受け入れている、ということですよね?

マサコさん

そうですね笑
はい、私は理想や正解の人間ではないんです。
でも、それを自覚しているだけでとても生きやすくなりました。

まとめ:理想や正解はもしかして、そのままの自分を受け入れること?

淡々とお話されるマサコさんには「自分は理想や正解の人間ではない」という自負を感じました。

自負というよりは、諦めにも似ているような、「自分は理想や正解の人間ではないが、それが自分なんだ」という、そのままの事実を受け入れ、そこにOKもNGも無い、という感覚です。

冒頭にあるように、このコラムに正解はなく、読んだ方々が出した答えが答えであり、結論であると思います。
世間的には既婚者マッチングアプリは悪で、不倫は御法度で、そこに気づいて改心したマサコさんは、ある種「不良が更生したストーリーのような、人々が好きな結末」です。

ですがそれは世間が求めたことであり、マサコさん自身が求めた答えではなかった。
マサコさん自身も自分の中にそんな自分がいることを認めたくなかったのだと思います。

ですが、人は中々変わりません
自分が間違っているとわかっていても、すぐには変われない
だとしたら、の自分を一旦受け入れて、その先に変化していく自分も受け入れようとする

そう思うしか無いのだと思います。
そこに他者が介入していまうと「世間がそれが正解だから合わせたのに、私は幸せではない」という結論にもなりかねない。
理想や世間の正解を理解しておくことと、自分自身の持つ感覚がそれに合っている、合わせられるとは限らないんだと今回お話を伺って思いました。
仕事とは違い恋愛、夫婦の関係に「これが正解だ」ということは見つけづらいです。
その中で自分と折り合いをつけたり受け入れたり、そういうことを繰り返して生きていくものなのかもしれません。

Anemoneではこれからもこういった課題に取り組んでいきたいと思っています。

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