10秒でわかる記事の内容
  • 妻がセックスを拒否する理由は、身体的負担やホルモンバランスの変化、気持ちの余裕のなさなどさまざま。妻自身も理由がわからず苦しんでいることがある
  • 話し合いで正解を探そうとすると、かえって気持ちが閉じてしまう。「解決しよう」とされるほど追い込まれることもある
  • 夫婦の形に正解はなく、無理に元に戻す必要はない。お互いが心地よいと感じられる距離感を大切にすることも選択肢のひとつ

先に結論をお伝えすると、セックスを拒否される=愛情がない、とは限らないケースがほとんどです。

それでも、妻にセックスを拒否されるようになると、
「もう自分のことを愛していないのではないか」
「男として見られていないのではないか」
と不安になる男性は少なくありません。

拒否されることが続くと、
自分の存在そのものを否定されたように感じてしまうのも当然です。

しかし実際には、拒否する理由は夫への気持ちではなく、妻自身の体や心の状態によるものが多くあります。

この記事では、妻がセックスを拒否する背景にある理由や、夫婦関係を壊さずに向き合うための考え方を解説します。
正解を探すのではなく、お互いの気持ちや状況を理解するための視点として、参考にしていただければ幸いです。

アネモネ編集部
アネモネ
編集部

「拒否する=愛情がない」ではありません。
妻自身も理由がわからず悩んでいることがあります。
この記事では、お互いを責めずに向き合うための視点をお伝えします。

夫婦喧嘩

夫婦間でセックスレスになる理由はさまざまですが「妻が拒否するようになった」というケースは、決して珍しいものではありません。
Yahoo!知恵袋や匿名の相談サイトを見ても、同じような悩みを抱えている方の投稿が数多く見られます。

調査によれば、夫婦の約3〜4割がセックスレス状態にあるとされており、多くの夫婦が同じような悩みを抱えていることがわかります。
特に、出産後や育児が始まってから関係が変化したという声は多く、年齢や環境に関わらず、誰にでも起こりうる問題といえるでしょう。

「自分たちがおかしいのではないか」と孤独を感じている方もいるかもしれませんが、実際には同じような状況で悩んでいる夫婦は少なくありません。
まずはそのことを知っておくだけでも、少し気持ちが楽になるかもしれません。

日本は特にセックスレス率が高い国とも言われており、その背景や具体的な対策については以下の記事で詳しく解説しています。


ソファーの前座り込んでいる女性

妻がセックスを拒否する背景には、さまざまな理由があります。
ここでは、特に多くの方が直面しやすい理由について解説します。

妻に拒否されるたびに、「自分が男として否定されたように感じてしまう」
そんなショックを受けるのも、決して不自然なことではありません。

身体的な負担(疲労・睡眠不足・痛み)

どんな理由があるとしても、拒否される側が傷つく事実は変わりません。

ただ、男性も理解しておくべきことは仕事・家事・育児を抱える中で、妻は慢性的な疲労状態に陥っていることがあります。
特に共働き家庭では、日中は仕事で体力を使い、帰宅後も家事や子どもの世話が続くため、夜になる頃には心身ともに限界を迎えていることも少なくありません。

また睡眠不足が続くと、体力だけでなく気力も削られていきます。
夜中に子どもが起きる、朝早くから家族の準備をするといった生活が続けば、自分の体を休ませる時間すら確保できず、セックスに応じる余裕が物理的に残っていません。

さらに、膣の乾燥や性交痛といった身体的な不調がある場合、セックスそのものが苦痛になってしまうこともあります。
「また痛い思いをするのではないか」という不安が積み重なると、次第に性的な関わり自体を避けるようになってしまいます。

こうした拒否は、夫への気持ちが冷めたからではなく、純粋に体の問題であることがほとんどです。

ホルモンバランスの変化(産後・体調)

出産後や授乳中の女性は、ホルモンバランスが大きく変化します。
特に授乳中は「プロラクチン」というホルモンの分泌により、性的欲求が自然と減退します。
これは本能的なメカニズムであり、妻自身の意思でコントロールできるものではありません。

産後しばらくは体が「育児モード」に切り替わっており、性的な関心よりも子どもの世話に意識が向きやすい状態が続きます。
そのため、以前のように気持ちが向かないことに、妻自身も戸惑いを感じていることがあるでしょう。

また、加齢や更年期によるホルモンバランスの乱れも影響します。
エストロゲンの減少によって膣の潤いが失われたり、体調が不安定になったりすると、セックスに対する意欲が低下することもあります。
こうした体の変化は、妻にとっても予想外のことが多く「以前のようにできない自分」に戸惑いを感じているケースも少なくありません。

つまり、夫に魅力を感じなくなったわけではなく、体が生理的に応じられない状態になっているということです。

実際に、同じような状況から関係を改善できた夫婦の体験談も参考になるかもしれません。

求められることに対する精神的な負担

日常の中で、妻が「求められる役割」は非常に多岐にわたります。
たとえば家事や育児、仕事、親戚づきあいなど、常に誰かの期待に応え続けている状態では、心に余白がなくなっていくでしょう。

そうした中で夫から性的に求められると「また何かを期待されている」と感じてしまい、応じること自体が負担になることがあります。
夫側からすると「拒否された」と感じるかもしれませんが、実際には夫個人への拒絶ではなく、心のキャパシティが限界に達しているだけということも少なくありません。
これは夫への愛情がないからではなく、単純に「これ以上何かを求められたくない」という心理状態によるものです。

特に、日中ずっと子どもや家族の世話をしている場合、夜になってやっと1人の時間が持てるというタイミングで求められると「自分の時間まで奪われる」と感じてしまうこともあるでしょう。
妻にとっては、休息や1人の時間が何より必要な瞬間である可能性もあるのです。

夫婦の関係性の悪化

夫婦の関係が、日常の連絡事項のやり取りや役割分担だけになってしまうと、感情的なつながりが薄れていきます。
「明日のゴミ出しお願い」「子どもの送迎よろしく」といった実務的な会話ばかりでは、お互いを「パートナー」ではなく「同居人」のように感じてしまうこともあるでしょう。

こうした状態では、夜になって急に性的な関係だけを求められても、気持ちがついていきません。
「男として見られていないのでは」と不安になる夫もいるかもしれませんが、実際には日常の関係性が感情的なつながりを失っているために、夜だけ切り替えることが難しくなっているだけなのです。
昼間は家事や育児の分担相手として接しているのに、夜だけ恋人のように振る舞うことは、多くの女性にとって心理的なハードルが高いと感じます。

妻にとっては「普段は会話もないのに、夜だけ求められる」という状況が、自分が性的な対象としてしか見られていないように感じられることもあります。
関係性そのものが「作業」になっている中では、性的な関わりもまた「義務」のように感じられるでしょう。

「拒否=愛情がない」と思われることへの恐れ

拒否された夫は「もう愛されていないのでは」と感じるかもしれません。
しかし、妻の中には「拒否することで夫を傷つけているのではないか」「愛情がないと思われてしまうのではないか」という葛藤を抱えている方も少なくありません。

実際には体調や気持ちの問題で応じられないだけなのに、それをうまく説明できず「自分が悪いのではないか」と自分を責めてしまうこともあります。
「夫に対する愛情はあるのに、性的な関わりには応じられない…」この矛盾に、妻自身も苦しんでいるかもしれません。

また、拒否したことで夫が不機嫌になったり、距離を置かれたりすると「やっぱり愛情がないと思われている」と感じ、さらに気持ちが閉じてしまうこともあります。
こうした悪循環が続くと、妻は「拒否することへの罪悪感」と「応じられない自分」との間で板挟みになり、ますます追い詰められてしまうでしょう。

両手で顔を押さえて泣いている女性

セックスを拒否する理由について、夫から「なぜなのか」と聞かれたとき、妻自身も明確に答えられないことがあります。
これは、決して夫をごまかそうとしているわけでも、向き合うことを避けているわけでもありません。
本当に、自分でも理由がわからないのです。

「夫のことが嫌いになったわけではない。でも、セックスには応じたくない」
この感覚を言葉で説明しようとしても、うまく表現できず、妻自身も混乱してしまうことがあります。
「愛情はあるのに、体が拒否してしまう」「気持ちでは理解しているのに、心がついていかない」そうした矛盾した感情に、妻自身が1番戸惑っているというケースも少なくありません。

このような状態は、単なる「疲れ」や「体調不良」といった明確な理由では説明しきれないことがあります。
日常の中で少しずつ積み重なった感情や、言葉にならない違和感、自分でも気づいていない心の負担が影響していることもあるでしょう。

妻にとっては「理由を説明できない自分」に対する罪悪感や焦りもあります。
夫に問い詰められたときに答えられない自分が悪いように感じてしまったり「ちゃんと向き合わなければ」とプレッシャーを感じたりすることもあるでしょう。
しかし、感情というものは必ずしも論理的に整理できるものではなく、自分でもわからないことがあって当然です。

こうした「理由がわからない状態」は、決して珍しいことではありません。
多くの女性が、同じような葛藤を抱えながら、どう向き合えばいいのか悩んでいます。
夫婦の関係において、すべてを言葉で説明しなければならないわけではなく「今はわからない」という状態を認めることも、ときには必要なのかもしれません。

男性から怒られて泣いている女性

セックスレスについて夫婦で話し合おうとしても、なかなかうまくいかないことがあるでしょう。
ここでは、その背景にある心理的な要因を解説します。

正解を探そうとすると気持ちは閉じてしまう

セックスレスについて夫婦で話し合うとき、多くの場合「どうすれば解決できるか」という正解を探そうとします。
しかし、セックスレスという問題には、明確な正解が存在しないことも少なくありません。

「週に何回ならいいのか」「どんな条件なら応じられるのか」といった具体的な答えを求められると、妻は追い詰められたように感じてしまうことがあります。
自分でも理由がわからない状態で、明確な基準や条件を提示することは難しく「答えられない自分が悪い」と感じてしまうこともあるでしょう。

また、話し合いの中で「じゃあいつなら大丈夫なの?」「何が変われば応じられるの?」と問われると、妻の気持ちはますます閉じていきます。
本当は感情の問題なのに、論理的な答えを求められると自分の気持ちが否定されているように感じてしまうためです。

正解を探そうとする姿勢は、問題を解決したいという真剣な気持ちの表れではあります。
しかし、感情や関係性の問題において、すぐに答えが出ないこともある、ということを前提にしておくことが大切です。

「解決しよう」とされるほど追い込まれる

夫が真剣に向き合おうとして「ちゃんと話し合おう」「2人で解決しよう」と提案することは、一見すると建設的に思えます。
しかし、妻にとっては、その姿勢自体がプレッシャーになることもあります。

「解決しよう」という言葉の裏には「現状は問題である」「早く元に戻さなければならない」というメッセージが含まれているでしょう。
妻がまだ自分の気持ちを整理できていない段階で、解決を急がれると「今すぐ答えを出さなければならない」と焦りを感じてしまう可能性があります。

また、話し合いの場が「なぜ応じられないのか」を説明する場になってしまうと、妻は責められているように感じてしまうでしょう。
夫に悪気がなくても「原因を特定して改善する」という姿勢が、妻にとっては「自分が悪い」と言われているように聞こえてしまうかもしれません。

さらに、話し合いを重ねるほど、妻の中で「また同じ話をしなければならない」という疲労感が蓄積していくこともあります。
何度も同じテーマで話し合うと、逆に気持ちが離れてしまうケースも少なくありません。

話し合いは大切ですが「解決すること」を目的にするのではなく「今の気持ちを共有する」ことを目的にするだけでも、お互いの負担は軽くなるかもしれません。
すぐに答えが出なくても、焦らずに向き合う時間を持つことが、結果的に関係性を守ることにつながる場合もあるはずです。

どのような会話をすればお互いの気持ちを理解し合えるのか、具体的な方法を知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

夕焼けを見るカップル

ここでは、妻自身ができる「関係を壊さないための向き合い方」を3つ紹介します。
無理に自分を変えようとするのではなく、今の自分の気持ちを大切にしながら考えてみましょう。

「したくない理由」を無理に言葉にしようとしない

夫から「なぜなのか教えてほしい」と聞かれたとき、明確な理由を答えられない自分を責める必要はありません。
感情というのは、必ずしも論理的に説明できるものではないからです。

「疲れているから」「体調が悪いから」といった分かりやすい理由があれば説明しやすいかもしれませんが、実際には「なんとなく応じたくない」「理由はわからないけど気持ちが向かない」という曖昧な状態もあります。
それは決して悪いことではなく、人間として自然な感情です。

無理に言葉にしようとすると、かえって自分を追い込んでしまったり、相手を傷つけるような言い方になってしまったりすることもあります。
「今は自分でもよくわからない」「少し時間がほしい」と伝えるだけでも、十分に誠実な対応といえます。

理由を説明できないことに罪悪感を持つ必要はありません。
自分の気持ちを無理に整理しようとせず、今の状態をそのまま受け入れることも、ひとつの向き合い方なのです。

関係を守るために適切な距離を保つ

夫婦だからといって、すべてを共有しなければならないわけではありません。
性的な関係においても、お互いに適切な距離を保つことが、かえって関係を守ることにつながる場合があります。

無理に応じようとして心に負担をかけ続けると、次第に夫に対する気持ちそのものが冷めてしまうこともあるでしょう。
逆に「今は距離を置きたい」という気持ちを尊重してもらえると、心の余裕が生まれ、少しずつ関係が改善していく可能性もあります。

距離を保つことは、決して夫を拒絶しているわけではありません。
自分の心を守るために必要な選択であり、それが結果的に夫婦関係全体を安定させることもあります。

「距離を置く=関係が壊れる」と考える必要はなく、むしろ「距離を保つことで、お互いを尊重し合える関係を築く」という視点を持つことも大切かもしれません。

愛情表現の形はひとつではないと考える

多くの夫婦が、セックスを「愛情の証明」として捉えがちです。
しかし、愛情の表現方法は、セックスだけに限られるものではありません。

日常の中での会話、一緒に過ごす時間、相手を思いやる行動、こうした積み重ねも十分に愛情表現のひとつです。
セックスに応じられないからといって「夫を愛していない」ということにはなりません。

夫に対して愛情があるのに、性的な関わりには応じられないという矛盾に苦しんでいる方もいるかもしれません。
しかし、愛情の形は人それぞれで、夫婦によっても異なります。
「セックス=愛情」という固定観念から少し離れてみると、気持ちが楽になることもあるでしょう。

大切なのは、お互いが心地よいと感じられる関係性を築くことです。
セックスの有無だけで愛情を測るのではなく、日々の暮らしの中でどう支え合っているかに目を向けることも、夫婦関係を見つめ直すきっかけになるかもしれません。

料理する夫婦

セックスレスという問題に直面したとき、多くの方が「元の関係に戻さなければ」と考えがちです。
しかし、夫婦関係には決まった正解があるわけではなく、無理に以前の状態に戻す必要はありません。

世間一般でイメージされる「理想的な夫婦像」に、すべての夫婦が当てはまる必要はないのです。
週に何回セックスをするべきか、どのくらいスキンシップをとるべきか、そうした基準はあくまで他人が作ったもので、自分たち夫婦に必ずしも当てはまるとは限りません。

大切なのは、お互いが心地よいと感じられる距離感や関係性を見つけることです。
性的な関わりが少なくても、お互いを尊重し合い、安心して過ごせる関係であれば、それもまたひとつの夫婦の形といえるでしょう。

また「元に戻す」ことにこだわりすぎると、かえってお互いを追い詰めてしまうこともあります。
今の状態を否定するのではなく「今の2人にとって、どんな関係が心地よいのか」を考えることが、結果的に関係を安定させることにつながるはずです。

夫婦という形の中でも、人はそれぞれ違う距離感や安心のかたちを持っています。
心の距離を大切にしながら、お互いが無理なく過ごせる関係を築いていくことも、選択肢のひとつとして知っておいてほしいと思います。

実際に、夫婦関係を保ちながら心の支えとなる存在を持つという新しい関係性も注目されています。

手を繋ぐカップル

セックスレスという悩みに向き合うとき、多くの方が「どうすれば解決できるのか」という答えを求めます。
しかし、夫婦関係には決まった答えがあるわけではなく、それぞれの夫婦が自分たちなりの形を見つけていくものです。

夫婦という形の中でも、人はそれぞれ違う距離感や安心のかたちを持っています。
条件や役割ではなく、気持ちや対話を大切にしたつながり方もあるということを知っておくだけでも、少し心が軽くなるかもしれません。

性的な関わりの有無だけで関係性の良し悪しを測る必要はなく、お互いが心地よいと感じられる距離感を大切にすることも、ひとつの選択です。
無理に変わろうとするのではなく、今の自分たちの関係を見つめ直すことから始めてみてもいいのではないでしょうか。

大切なのは、お互いを尊重し合い、安心して過ごせる関係を築いていくことです。
そのための答えは、他の誰かが持っているものではなく、自分たち自身の中にあるのかもしれません。

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